岩石の分類
堆積岩
大きく分けて2つ
・砕屑性堆積岩
・化学的沈殿岩及び生物岩
*砕屑性堆積岩 注)侵食=浸蝕=浸食。文部省学術用語集では侵食。erosion。
通常の風化・浸食・運搬・堆積のプロセスでつくられるもの。粒子の大きさで分類。
礫岩(径2mm以上の粒子からなる)、砂岩(径2mm〜1/16mmの粒子)、泥岩(径1/16mm以下のもの。シルト岩と粘土岩にわけることも)
多くは火成岩のような、珪酸塩岩石を材料にして、それが地表での風化・浸食で砕かれ、運ばれ、より分けられる。
化学的沈殿・生物岩
例:岩塩(蒸発岩…海水が干上がる)、石灰岩(石灰質の殻を持つ生物遺骸)、チャート(SiO2の殻をもつ生物遺骸=放散虫、海綿、珪藻)
特定の成分が濃集 → 地球表層の物質循環のあらわれ。Q:石灰岩の石灰分は、どこから供給されるか?? (石灰岩の地表露出→リサイクル…鍾乳洞、ミネラルウォーター…と、火成岩には大量に斜長石が含まれることを考える)
堆積岩の分類
・粒子の大きさ 礫の多い砂岩→礫質砂岩、砂が4割、シルトが6割→砂質シルト岩、…
・構成粒子の種類 火山灰→凝灰岩、石灰質→石灰岩、…