・接触変成岩
(主に花崗岩の)マグマが浅いところ(深さ5kmくらい)まで上昇 → 周囲の地層・岩石に影響を与える
長時間、加熱されることが重要。105〜106year のオーダー
・・・鉱物が再結晶する。
(再結晶:その場の温度・圧力条件に適した鉱物の組み合わせと、組織に変化、粗粒化。)
接触変成岩は浅いところでマグマ(〜700度)に焼かれる…高温、低圧で特徴的な鉱物(菫青石、紅柱石、珪線石など)。
組織に方向性はみられない…等粒状組織、変成度の高い(より高温条件)ところでは、片麻状組織にもなる。
→ホルンフェルス、結晶質石灰岩など。重要なのは、片状組織がないこと!
図(断面図+等温線)
・広域変成岩
プレートの収束境界で形成される。…沈み込み帯、大陸と大陸の衝突。→造山運動
低温のまま、深いところに持ち込まれることがみそ。
ある狭い幅で、地層や岩石が挟み込まれ、深い領域に引きずり込まれる…片状組織の成因。
プレートの境界にできる。だから、帯状の分布を示す。=変成帯
変成帯は、過去の沈み込み帯や、大陸衝突の記録。 例:ウラル、アパラチア、…。
(紙をくしゃくしゃにする)
図(断面図+等温線)
結晶片岩、片麻岩。
変成岩の性質…温度・圧力条件
図(各垂直断面のPT変化図と相図=Al2SiO5、ひすい輝石+石英/曹長石)
*火成岩は、マグマの世界の温度条件(1200〜700度)で安定な鉱物の集合である。