地学 2学期中間試験問題 商業2年
1997.10.18(土曜)1限実施 萩谷出題
T
東北地方は、歴史的にしばしば気象災害に見舞われ、飢饉が発生してきた。その気象災害には、主に冷害や干害があげられる。
冷害及び干害の内容について、その内容や仕組みを簡単に説明せよ。
U
最近50年は、東北地方では極端な冷害による凶作には見舞われていない。この理由として考えられることを述べよ。
(ヒント:温室効果、気候変化、品種改良)
V
西南日本の気象災害は、東北日本の場合と内容がやや異なる。西南日本に特徴的だと考えられる気象災害の例を挙げて、その仕組みや被害の内容を説明せよ。
W
1)大気汚染の原因となる人間の活動と、汚染物質の例をひとつ挙げよ。
(ヒント:化石燃料を消費する場合にはどのようなものがあるか)
2)大気汚染の問題に関して、煙突を高くつくることは、一般にどのような効果をもたらすか。説明せよ。
X
a)高さ0mで30℃であった空気塊が、山の斜面に沿って押し上げられ、高さ1000mから雲をつくり、2000mの山頂まで上昇した。この空気塊の山頂での温度はいくらか。整数値(℃)で答えよ。(1)
また、この空気塊が、山頂付近で水蒸気を雨として降らしてしまい、反対側の斜面をまったく雲をつくらずに高さ0mまで下がってきたときの温度はいくらか。整数値(℃)で答えよ。(2)
ただし、空気塊の温度の変化率(減少率)を、水蒸気に飽和していないとき1℃/100m、飽和しているとき0.5℃/100mとする。
b)上記のようなプロセスで乾燥・高温の状態がつくられると、災害の原因になる場合がある。このような気象現象を何と呼ぶか。その名称を答えよ。
以上
地学 2学期中間試験 商業2年 解答用紙
1997.10.18(土曜)1限実施 萩谷出題
T
U
V
W
1)
2)
X
a)
(1)
(2)
b)
S2A 番号 氏名 得点