地学 2学期期末試験問題 商業2年

1997.12.12(金曜)1限実施 萩谷出題

 

T

火山災害について、問いに答えよ

 

1)空欄に最適の語句を解答欄に記入せよ。

 火山は地球内部から( 1 )が上昇してくる、その地表面の出口であると考えられる。そのため、多くの火山は、火口を中心に円錐形あるいはそれに近いかたちをとる。

地球内部で( 1 )の発生する場所は限られている。そのため、火山の分布にも偏りがあり、そのほとんどは( 2 )の境界に位置する。日本も大きな目で見ると( 2 )の沈み込み境界に位置していると言える。( 2 )の沈み込み境界では( 3 )も起きやすい。日本は歴史的に多くの( 3 )の被害を受けてきた地域でもある。

 地球内部が表面より高温であるのは、地球内部の( 4 )が表面から放出されるためである。これは、肉まんの表面が冷えていても、中の具には( 4 )が残っていて、まだ暖かい状態であることを思い浮かべるとわかりやすい。

 

2)火山の噴火のかたちは、その噴出物全体の密度の大小で決まると考えて良い。

噴煙火砕流溶岩地表付近の大気火山の周囲の岩石、のそれぞれの密度は、一般にどのような順番になるか。密度の小さいものから、大きいものへの順に並べよ。

 

3)人的被害のあった近年の火山災害について一例を挙げ、その被害の内容と、

 被害を最小限にするための対策を述べよ。

 

4)火山のかたちや火山災害の性質は、その火山で噴出するマグマの性質が反映

している。次の火山について、これまでにあったか、これから起こりうると

考えられる火山災害の種類を答えよ。ひとつの火山について複数の火山災害

 の種類を答えても構わない。

 

a)浅間山 b)富士山 c)三宅島 d)キラウエア火山 e)雲仙火山

f)箱根火山 g)桜島 h)有珠山 

 

5)上記の火山a)〜h)のなかで、玄武岩の火山はどれか。記号で答えよ。

 

6)日本で爆発的な噴火をする火山が多いのはなぜか。説明せよ。

 

 

 

 

 

U

 

1)地震の規模(地震波の全エネルギーの大きさ)を表す単位と、ある地点での

 ゆれの大きさ(地震動の強さ)を表す単位を記せ。

 

2)地震による災害について、具体例をひとつ挙げて、その対策としてとりうる

 方法を説明せよ。

 

3)近い将来、被害地震が発生すると思われる地域をひとつ挙げよ。

 

4)地震と断層の関係を説明せよ。

 

5)君にもできる、今後とるべき地震災害対策や心構えについて説明せよ。

 

 

 

 

 

 

以上

 

 


地学 2学期期末試験 商業2年 解答用紙

1997.12.12(金曜)1限実施 萩谷出題

 

T

1)(1)       (2)       (3)       (4)      

 

 

2)(密度小)        →         →         

 

 

  →          →        (密度大)

 

3)火山災害

 

  内容

 

  対策

 

 

4)a)             b)            

 

 

  c)             d)            

 

 

  e)             f)            

 

 

  g)             h)            

 

 

5)

 

6)

 

 

 

 

 

 

 

 

U

1)規模           ゆれの大きさ

 

 

2)災害の種類:

 

  対策:

 

 

 

 

 

3)地域:

 

4)

 

 

 

 

 

 

5)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

S2A 番号    氏名            得点