地球上の水と空気の量を計算してみよう

地球の半径と、大気圧の大きさ、陸と海の面積比と、海洋の平均水深。

これだけの情報があれば、地球の水と空気の量が簡単に計算できます。さあ、 やってみよう。

1)海水の量

地球の表面積は、半径をr、円周率πとすると、4πr2で求められます。
半径r:6.4*106(m)、円周率π:3.14 として、計算します。

そうすると、

*10^ m2

このうち、海の面積が7割で、平均水深は約4*103(m)として、海水の体積を計 算すると、

*10^ m3

1m3の海水の質量は、

*10^ kg

従って、地球全体の海水の量(質量)は、

*10^ kg

   →試験問題の例

大気の量

地球表面では1気圧の大気の圧力がかかっています。これは、大気に加わる重 力の総和だと思っていいので、これを質量に直し、あとは地球の表面積をかける だけです。

大気圧は1平方メートルあたり、10000kgの質量にほぼ相当しますから 、

だから、大気の質量を求めることができて、地球全体でその値は、

*10^ kg


水と空気の話       前のページに戻る     次のページに進む

indexに戻る