東京大学教養学部自然科学博物館

  ('03.10.29更新)



 東京大学駒場キャンパスの正門から入って右側、美術博物館の建物の2階にあります。


 2003年10月に移転。現在は公開展示に向けて準備中です。これまでは年に1回、主に駒場祭の時期に公開展示をしてきました。

公開展示案内 …11/27- 美術博物館の特別展公開にあわせて、臨時に展示室を公開する予定です。。

 2003年10月17日に、これまでの1号館3階から、美術博物館(もとは教務課などがあった建物)の2階に引っ越しました。

 1995.10以来、企画展示をつくるボランティアとして、2001.2からは嘱託(非常勤職員)として、萩谷が関わっています。
 1952年以来、駒場の教官がつくる自然科学博物館委員会が管理して、歴代の教官や学生が少しずつ収集・整備し維持されてきた標本類を収めています。標本は岩石・鉱物・化石の他、現生サンゴ、昆虫、菌類(キノコ)、工学器械、実験器具、フィルムなど、多分野にわたります。常勤の職員も教官も配置できず、年に1回の特別展以外は休眠状態が続いていました。
 ここ数年、学内の建物の取り壊しや配置移動のため、5号館、3号館に放置されてきた標本を整理・収蔵する作業が必要になり、駒場の学生サークルである地文研究会地質部の協力を得て、ボランティアで標本の発掘と整理にあたってきました。鉱物標本の整理を開始して2400点余りの標本をリストアップし、記録の電子化の作業を進めています。なお多数の標本が未整理のまま引き出しや表本箱に埃をかぶって埋もれています。
 学生さんたちの協力を得て、収蔵品の中から化石関係の一部を整理し、小さな常設展示をつくって昨年から公開しています。

自然科学博物館の歴史1 …教養学部報から。1952当時の片山信夫教授(地学)

自然科学博物館の歴史2 …地学標本についての濱田元委員長のメモ('95/11)

 1952:準備委員会発足
 1979:展示室を獲得(現在の1号館3階181)
 1997-1999:5号館および3号館の標本移動・搬入、1号館時計台下4階に収蔵庫設置。
 2000:1号館図学教室上4階の標本の搬入。

標本リスト …試作・No.42-No.100(分割したもの。25KB)

出版物、過去の博物館ニュース

スタッフ

協力者一覧 …地文研究会地質部


自然科博作業用webサイト 

 2000.3.31 常設展示準備の様子。… 3.15-3.31まで、標本整理と展示室の大幅な模様替えを行いました。

 2000.3.23 標本整理、展示室の大幅な模様替え。

 化石展準備開始 2000.2.18 購入化石標本(写真) …1975-1977に予算で購入した標本。

 1999.12.23  標本の整理作業。(1号館3階)

*これまでの記録(作業内容と進行状況)

 98年 2月上旬 3月上旬  6月中旬

 1月下旬 1月中旬 12月中旬 12月下旬

 97年 11月上旬 11月中旬 11月下旬

 貴重な標本が数多くあるのに、公開できないのは実にもったいないです。整理・分類に協力してくださるボランティアを募集しています。

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