原始惑星系円盤


 ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、最近、オリオン大星雲の中に、生まれたての原始星とともに、その周囲を取り巻く原始惑星系円盤がいくつも発見されました。

 太陽系も、このような原始惑星系円盤から、微惑星が生まれ、その衝突・合体で地球を含む惑星が生まれたのだと考えられます。

 *以下の画像はハッブル宇宙望遠鏡で撮影されたもので、著作権は、STScIと撮影者(記載)にあります。http://www.seds.org/hst/hst.html

 オリオン大星雲で発見された、原始惑星系円盤の姿。中央の赤く光るものが生まれたての星、原始星。円盤はちりが多いために光を通さず、黒く見える。直径は約1光年。



 2001.4.7 萩谷 宏

地球史

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