スケッチの重要性

 1999.5.7 5.9改訂(途中)


スケッチの重要性とは?

スケッチは写真ではない

 写真ではなく、自分の手で対象を記録することには、それだけの理由がある。写真では表現できない、 対象の微妙な特徴や、重要だと判断されるポイントを、強調して表現できる。それは、 やや客観性を犠牲にすることになるかもしれないが、何を記録しているかということを明確にする上で、 デメリットを上回る利点がある。

 しかし、単純化すればいいかというと、そうではない。観察した対象の特徴を過不足なく描くことには、 描く能力以前に、ポイントをつかみ取る判断力、経験や知識がいる。

 いかに多くの特徴を把握し、そのなかから強調するに足るポイントを判断し、スケッチに反映させるかが大事なのである。


indexに戻る