いわき市・玉山の古生層



 *地図:1:25000「四倉」

 いわき市の北部、八茎〜玉山地域には、変成岩、蛇紋岩類とともに、高倉山層群と呼ばれる、主にペルム紀の砕屑岩からなる地層が分布しています。そのひとつ、ペルム紀中期の元村層の砂岩、泥岩(粘板岩)とレキ岩を観察しました。

 林の中の沢。

 礫岩層上位の砂岩の部分。泥質岩の同時レキが混じっている。

 礫岩中の石灰岩礫。その他、酸性火成岩、泥質岩(粘板岩)、砂岩などの礫がある。

 化石を含む石灰岩礫

 拡大。丸っこい2個のフズリナ化石の断面が見える。

 露頭全景。礫岩層の厚みは、ここでは5m程度。

 粘板岩の巨礫。

 このような看板があった。また、猟犬を連れたハンターにも出くわした。くわばら、くわばら。
 しかし、阿武隈にはツキノワグマはすでにいなくなっていたと思うのだが、はて。


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