2001年度地学

武蔵工大・工学部 建築学科 専門基礎科目


講義の前に  2001.10.22

萩谷 宏

講義の進め方

0)前回の講義についての質問(一部)の紹介と、回答。
1)本日の講義の要点、ねらいを説明
2)説明用のVTR(1)を視聴。
3)VTRの補足説明
4)要旨プリントに沿った講義(板書、標本回覧、説明画像映写)
5)まとめのVTR(2)を視聴
6)VTRについての補足、本日の講義のまとめ。
7)質問受付

 僕の準備としては、
1)要旨のプリントを用意し印刷配布
2)参考文献、学習のための資料の提示
3)前回の質問や意見に対する回答の印刷配布。
4)説明用の映像資料(VTR)を用意
5)説明用の画像(静止画)を用意
6)印刷する講義資料はできる限りwebでも提供。自習用に画像資料もアップ。

 地学のどこが面白い?

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1)地学の講義時間に扱える内容は、こちらが伝えたい内容のほんの一部でしかない。本当に理解するためには、自分で学習してもらうことが絶対に必要である。そこで、レポートを書く作業を評価する。

2)受講者は、中学理科以来地学分野を履修していない人が大半だが、高校で地学を履修した人もいる。そこで、人によっては講義の内容が物足りない場合や、理解が難しい場合があるかも知れない。こちらとしてはいずれにも満足できるよう、講義内容を調整し工夫するように努力するが、学生の側でも協力して欲しい。質問や出席カードを通して理解できなかった点や物足りない点などを指摘してくれれば、できるだけ配慮する。

3)この講義で扱う内容は、本気になって本を読んだり、自分で調べれば、すぐにカバーできる内容である。僕としては、時間的な制約もあり、地学で扱う様々な分野について、その入口を紹介することしかできない。そこから先は、自分で進んでもらうしかない。ただし、諸君が専門の勉強をする上で、あるいは社会に出たときに、最低限必要な地学的な常識は身につけてもらうよう、こちらとしても組み立てや内容に配慮するが、漫然と話を聞いているだけでは身に付かないので、ぜひとも興味を持った項目について、自分で調べてみて、入り口の向こうに拡がる世界を実感して欲しい。


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