地学(2)
2008.10.21
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超新星爆発 ・・・我々の世界を創ったもの
新星…nova 不安定な恒星の増光現象
超新星…supernova 星の終末
宇宙の最初に存在する元素
水素、ヘリウム:宇宙に存在する元素の99%以上を占める。
それ以外の元素すべて(例:炭素、窒素、酸素、珪素、鉄…)
恒星内部の核融合と、超新星爆発の際につくられる
恒星が生きている(?)ということ:
自分の集めたガスの重力で収縮する力
核融合で生じる放射圧
→両者のつりあいで恒星の大きさが決まる
バランスが崩れることで、膨張・収縮
恒星の死:
中心部での核融合材料が消費され尽くすこと
1)軽い星(〜太陽の質量の7倍)
周囲にガスを放出し、中心にカス(白色矮星)が残る
2)重い星(太陽の質量の8倍〜)
核融合の進行で、中心に鉄の核ができる。
鉄の核が高温になり光分解して崩壊
→星全体を吹き飛ばす 中心に中性子星(パルサー)
3)すごく重い星(太陽の質量の30倍〜)
中心部が中性子でも支えられず、無限につぶれる
光さえも脱出できない、ブラックホールの誕生
“超新星爆発の失敗”
恒星内部での核融合でつくられる元素
水素→ヘリウム(太陽の半分程度の恒星はここまで)
ヘリウム→炭素(太陽の半分〜2倍くらいの質量)
炭素、窒素、酸素、ネオン(太陽の2倍〜8倍)
マグネシウム、珪素、硫黄、…鉄(太陽の8倍以上)
超新星爆発でつくられる元素
鉄以上の重い原子核を持つ元素
金、銀、鉛、白金、バリウム、ウラン、・・・
星の終末から誕生へ
暗黒星雲から原始惑星系円盤へ
観測により、元素組成を推定
あらたな恒星系が生まれるところ
太陽系の誕生
隕石(小惑星の破片)…太陽系以前の情報を含む
ダイヤモンド、炭化珪素などの粒子、超新星爆発の痕跡