新生代[シンセイダイ]

|C(a)enozoic/Cainozoic|[sen§zóuik] era[í§r§]

7000万年前〜現在／12 月26日10時42分〜除夜のかね終了^*1。

語源古典ギリシア語kainós｢new｣récent 語源zoic⇒＜古生代[_コ^セ_イダイ]＞

語源éra⇒＜代[^ダ_イ]＞

�@�A中生代の哺乳類はちいさかったので、敏捷な恐龍とたちうちできなかった。だから、哺乳類は気温がさがって爬虫類がうごけなくなる夜間に活動するために恒温機能を獲得し、そのため気温が低下した中生代末の大絶滅期をいきのびることができたのだという学説もある。1841年(仁孝天皇／徳川家慶／天保12年)にPhílipsがこの恐龍やámmoniteが絶滅したあと、哺乳類のような新動物が繁栄した時代という意味で、新生代と命名した。

　新生代は、おおきく2紀に2分されている。すなわち、地球上で氷河が拡大する以前の時代、暁新世・始新世・漸新世・中新世・鮮新世をふくむ第三紀(Tertiary[t©:¸§ri] périod)と、氷河時代のあった更新世と、現代にいたる完新世をふくむ第四紀(Quaternary [kw§t©:n§ri] périod)だ。

　明治16年(1883年)に富士谷孝雄は「新生紀」と翻訳して以後これがつかわれたのち、明治17年(1884年)には、小藤文次郎が「新古紀」と訳したが流布しなかった。

　

第三紀[^ダ_イ^サ_ンキ]

Tertiary[t©:¸§ri] périod

7000万年前〜200万年前／12月26日10時42分〜12月31日20時11分

語源Tértiary←ラテン語tertiIrius｢third part｣←ラテン語tri⇒＜三畳紀[_サ^ンジョ_ウキ]＞ 語源périod⇒＜紀[^キ]＞

�@�A1760年^*1にArduino^*2が、イタリア北部山地の構成岩層の特徴と産出化石などをもとに、この地層を始原型・第2系・第3系・第4系に区分したとき、第3番めに相当する地層であったから。1948(|片山哲/芦田均/吉田茂|首相・昭和23)年、Londonで開催された第18回International Geological Congressで、第三紀と第四紀は、Vrica(⇒＜第四紀＞)の海成堆積岩相で区分された。

　さて、第三紀でもちいられる地質時代名称はLyell(下欄��Lýell�℃Q照)によるので、ここで一括しておく。Lýell卿は��The prínciples of géology�≠ﾌ第3巻で新生代の区分を論じた際、ある地層から産する化石カイ種のうち、現生種のしめる比率によって、つぎのように地層を区分することを提唱した。

　現生種の占有率がおおい(古典ギリシア語pleíGn｢many｣)地層をPliocene、よりすくない(古典ギリシア語meíGn｢less｣)層をMiocene、最小である最古の時代の地層をÉoceneとした。これ以降、さらに細分した時代名称は、古典ギリシア語をかりてつけられている。

──────Lýell──────

　Sir Charles Lyell[lái§l]。1797(光格天皇・徳川家斉・寛政9)年〜1875(三条実美太政大臣・明治8)年。Scotland[sk¦tl§nd◆発音注意^*3]のEsquire^*4のむすこ。ありあまるほどのカネとヒマにものをいわせて、英・仏・伊の地質であそび、火山についておおくの知見をえた。したがってこの例からも、アホな共産主義や社会主義は、文化的に何もうみださないということがわかる。さてLýellはそのヒマつぶしをまとめ、1830(仁孝天皇・徳川家斉・天保1)年に��Principles of Geology�¢�1巻を出版し、1833年の第3巻でこの偉業を完結した。この本は、当時の地質学界で評価されただけでなく、地学ずきのDarwinが、Beagle号乗船にあたってこの本をもちこんだことは注目すべきであろう。この本に主張されているuniformtarianism^*1は、人間だけを特別の生物とみなさないという進化論の成立の基底をなしているとかんがえられるからだ。

　この第1巻で、生物が現在にちかくなるにつれて次第に複雑な形態になるという指摘、1932年刊第2巻で自然の地理的な環境が、生物の種分布に影響をおよぼすという指摘など、Dárwin-Wallace[w¦lis]の進化論形成に影響をあたえている。このように進化論と斉一観は矛盾するものではないから、1859(孝明天皇・徳川家茂・安政6)年に出版されたThe Órigin of spéciesに賛成したことは、当然なことだ。またさらに1866(孝明天皇・徳川|家茂/慶喜|・慶応2)年刊の第10版が、Dárwin-Wállaceの進化論にもとづいて改訂されているという点は特筆すべきだ。

　1864(孝明天皇・徳川家茂・元治1)年、Victoria女王により、Baronet^*2に叙せられ、以後、Sir Charles Lyel, Bartと記名されるようになった。

化石どんな教科書にもでている第三紀の化石は、貨幣石・Vicarya・Desmostylusなどだが、日本人であるからには、ここではどうしてもPaleoparadoxiaをあげよう。これは第三紀中新世に棲息した日本特産といってよい哺乳類だ。この日本のほこる化石をみたければ、秩父線上長瀞駅下車徒歩５分のところにある埼玉県立自然史博物館をおすすめする。ここには、秩父盆地で採取されたこの珍獣Paleoparadoxiaの化石標本が３体も所蔵されているのだから感激する。博物館をおとづれたときは、そこから徒歩30分上流にある親(おや)鼻(はな)橋をわたろう。進行方向みぎてにみえる荒川につきだした巨岩が、日本特産の紅簾石片岩の露頭だ(⇒＜白亜紀＞)。

　

暁新世[_ギョ^ウシ_ンセイ]

Pal(a)eocene[p¢li§si:n]

7000万年前〜6000万年前

12月26日10時42分〜12月27日05時44分

語源Pal(a)eo⇒＜古生代[_コ^セ_イダイ]＞ 語源cene←古典ギリシア語kainós｢new｣récent⇒＜始新世[_シ^シ_ンセイ]＞

�@�A1874年(明治7年)にSchimper[¸ímp§R]が命名した。大正7年(1918年)に「暁新世」と訳したのは横山又次郎^*1だ。

　

始新世[_シ^シ_ンセイ]

Eocene[í:§si:n]

6000万年前〜4000万年前

12月27日05時44分〜12月28日19時50分

語源Eo←古典ギリシア語JuGs｢dawn｣←印欧語族祖語推定形aFsos｢east｣

語源cene←古典ギリシア語kainós｢new｣récent⇒＜新生代[_シ^ンセ_イダイ]＞

�@�A1833年（仁孝天皇／徳川家斉／天保4年）のLýell卿による命名。日_ニッ本^ポン語訳の案はいろいろあったが、「始新」としたのは、明治27年(1894年)横山又次郎(⇒＜第三紀暁新世脚注＞)らしい。直訳すれば「よあけ」となるものを「はじめ」だというので「始新」としたもの。ところが、第三紀の区分として、ÉoceneのまえにPálaeocene(⇒＜暁新世[_ギョ^ウシ_ンセイ]＞)が区別されていたので、それが日_ニッ本^ポ_ンに紹介されたときに、大正7年(1918年)に横山又次郎(⇒＜第三紀暁新世脚注＞)が「暁新生」と翻訳した。

　

漸新世[_ゼ^ンシ_ンセイ]

Oligocene[¤líg§si:n](強勢位置)

4000万年前〜2000万年前

12月28日19時50分〜12月30日09時55分

語源Oligo←古典ギリシア語oligós｢small｣。Eoligosaccharide [¤lig§s¢k§r(a)id]｢オリゴ糖｣は、いま健康食品として脚光をあびている。｢少糖｣という訳語は、この語源にもとづいている。そのほかこのoligoに由来する科学用語は意外におおく、たとえばoligotrophic lake[¤l§goutr¦fik leik]は「貧栄養湖」だ。

語源cene←古典ギリシア語kainós｢new｣récent⇒＜始新世[_シ^シ_ンセイ]＞

�@�A1854年（孝明天皇／徳川家慶／安政1年）、Beyrich[báiRiç](ドイツ語)が、ドイツにある第三系のなかで始新統とも中新統ともきめかねる地層にたいして、英国のLýell卿の命名法にならって、現生種と同種のカイの種類が、Míoceneより貧弱な(oligós)ため。「漸新統」と翻訳したのは、明治27年(1894年)横山又次郎(⇒＜第三紀暁新世脚注＞)だ。

　

中新世[_チュ^ウシ_ンセイ]

Miocene[mái§si:n]

2000万年前〜500万年前

12月30日09時55分〜12月31日14時29分

語源Mio←古典ギリシア語meíGn｢less｣←印欧祖語推定形mei｢dimínish｣ Emínimum, Emínister, Emínus　語源cene←古典ギリシア語kainós｢new｣ récent⇒＜始新世[_シ^シ_ンセイ]＞

�@�A1833年(仁孝天皇／徳川家斉／天保4年）、英国のLýell卿が命名した。これを「中新」と訳したのは、明治24年(1891年)神保小虎といわれている。

　

鮮新世[_セ^ンシ_ンセイ]

Pliocene[plái§si:n]

500万年前〜200万年前

12月31日14時29分〜12月31日20時11分

語源Pl(e)io←古典ギリシア語pleíGn｢more｣←古典ギリシア語pléos｢full｣←印欧祖語推定形plJ｢fill｣Efull, Eplus, Epólyp, Epolyéthylene等、多数や複数を意味する単語に煩雑につかわれている。語源cene←古典ギリシア語kainós｢new｣récent⇒＜始新世[_シ^シ_ンセイ]＞

�@�A1833年(仁孝天皇／徳川家斉／天保4年）、英国のLýell卿が命名した。その記載原文は以下のとおり。We deríve the term Plíocene …as the májor part of the fóssil testácea^*1 of this époch are reférrable to récent spécies.

　明治17年(1884年)、小富士文次郎は「鮮新系」という語をもちいているが、これは現在の第四系にあたるものの訳語。明治24年(1891年)に横山又次郎(⇒＜第三紀暁新世脚注＞)が「鮮新統」と翻訳したらしい。

　

第四紀[|^ダ_イ^ヨ_ンキ/^ダ_イ^シ_キ|]

Quaternary[kw¦:t§n§ri] périod

200万年前〜現代／12月31日20時11分〜除夜のかね終了。国旗日の丸掲揚

語源Quáternary←ラテン語quaternIrius「of four each」←ラテン語quaterni「four together」←印欧祖語推定形kwetwer「4」語源périod⇒＜紀[^キ]＞

　印欧語族で��4�≠�あらわす語には、おなじ印欧祖語推定形kwetwerに由来するラテン語quIrtusという別形がある。ラテン語quaternIriusに由来する単語には、Equádruped, Equádrant, Equadrátic(強勢位置)など、quIrtusに由来する単語にはquárterがある。そのどちらに由来する単語も、すべての分野で��4�≠�しめす単語に頻用され、枚挙にいとまがないほどだ。

�@�A1829年^*2にDesnoyers^*3が、Seine河岸の堆積層研究によって、フランス国内にある第三系の上位の地層を第四系と追加命名したことによる。1985(中曽根康弘首相・昭和60)年、Internátional Commíssion on Stratígraphyで、Italia南部のCalabria[kalá®brja]地方の海岸地域Vrica^*1 が、第四紀の模式地と制定された。

化石第四紀の化石といえば、人類の化石と、人類がくいつぶしたmammoth [m¢m§·◆発音・強勢位置]の化石があげられるだろう。人類がいかにmámmothを利用していたかという事実は、Font-de-Gaume^*2洞窟壁画など、石器時代の洞窟壁画にこのんでmámmothがえがかれていることからもうかがえる。また、キエフ^*3(⇒＜古生代ペルム紀Perm'地域周辺図＞)にあるウクライナ古生物博物館内に再建されているMezhirichi[発音不明]第一号住居は、mámmoth骨片385個、そのうち下顎骨だけで何と95頭分でつくられているからおどろきだ。これは先史時代の人類の知能のたかさを認識させるものとしても特筆される。mámmothが人類をがけにおいつめているカップ麺の宣伝があったが、実はまったく逆で、そのような自然地形を利用して、古代人がmámmothをおいつめ、ついに絶滅させたと今日ではかんがえられている。

　しかし、ここにいままで等閑視されていた大問題がある。現生ゾウは温暖な地域にすんでいるにもかかわらず皮下脂肪層が大変あついので、象牙密猟者はrifle[ráifl]でなく機関銃をつかうという。氷河時代のmámmothは、さらに皮下脂肪があついだろうから、当然のことながら、黒曜石剥片をつけたヤリでは、そんな簡単に致命傷をあたえられないだろう。また、おとしあなにおちたゾウに、うえから投石している��想像図�≠ｪあるが、そんなに簡単にゾウをころせるもんか。第一、ゾウは、大変知能がたかい哺乳類だから、そう簡単にワナになんかひっかからないんぢゃないだろうか。

　ぢゃ、どうやってあの巨大なmámmothを、ちいさな旧石器人はたおしたのだろうか。米語でUto-Aztecan [米語jú:tou ¢ztek§n]^*1とよぶ語族に属す北米先住民族が、atlatl[現地音不明・米発音½:tla:tl]とよぶ必殺兵器がある。これは、全長40cm、はば5cmの平板で、その先端にくいのようなでっぱりと、ゆび2本をいれる皮革がついている単純な構造で、このでっぱりでやりをおさえる。図からわかるように、なげる瞬間に、腕長とこの木板の全長の合計のながさで、やりがなげられることになるから、とてつもない破壊力がうまれるのだ。こどもでも数十分で習熟し、熟達者は、普通になげたときの50倍の破壊力に達するというからスゴい。現に、昭和27年(1952年)に発見され、New Mexico[nú: méksikou]州Arizona[ærizóun§]州立博物館に保存されているmámmothの標本には、くびすぢに1本、肋骨に4本、全長5cm〜7cmほどの黒曜石でできた剥片石器がブッスリとつきささっている。mámmothのぶあつい表皮をつらぬき、ホネにつきささっているのだ！。

　mámmoth以外にも、1,1000年^*1まえに人類がくいつぶしてしまった動物の例としては、Megatherium(オオナマケモノ)があげられる。アメリカ大陸に棲息していたこのMegatheriumは、現生のナマケモノとことなり、身長が6mちかくあった巨大な貧歯類だ。モンゴロイド人種が氷結した北氷洋をわたり、アメリカ大陸を南下するにしたがい、Megatheriumは次第に南米大陸南端においつめられ、ついに絶滅したことが、化石や生活痕跡の記録からわかっている。したがって、史上最悪の獰猛な動物は人類だったのだ。

　

更新世[_コ^ウシ_ンセイ]

Pleistocene[pláist§si:n]

200万年前〜1万1000年前

12月31日20時11分〜12月31日23時58分44秒

語源Pleisto←古典ギリシア語pleîstos｢most｣←古典ギリシア語pléos｢full｣⇒＜鮮新世[_セ^ンシ_ンセイ]＞ 語源cene←古典ギリシア語kainós｢new｣ récent⇒＜始新世[_シ^シ_ンセイ]＞

�@�A化石で発見されるカイ類のうち90％から95％という最高の比率で、現在でも棲息しているカイ類がみいだされる時代なので、1833年（仁孝天皇／徳川家斉／天保４年）にLyell[lái§l]卿は、この時代をNew Pléioceneとなづけたが、1889年(明治22年)にPléistoceneと改名した。Lýell卿は、最初、この時代を第三紀の最後の時代として区分したのだが、そののち第四紀が提案されて、そのうちのふるい期間がほぼ更新世にあたり、かつ氷河期であると理解されるようになった。日_ニッ本^ポ_ンでは新生代の、��紀�≠ﾆ��世�≠ﾌ名称は、明治1年に小藤文次郎らにより翻訳されたが、そのとき第四紀の区分にはドイツ流に、��洪積世�≠竍�沖積世�≠�もちいたため、Pléistoceneの訳語はつくらなかった。これを1920年(大正9年)ごろ「更新世」と意訳したのは、翁文�O[wJ¿wénxào]だ。さらに、大正13年(1924年)早坂一郎は「最新期」と邦訳した。中国語では「更新世[ÜJ¿¸D¸i]」とよぶ。

　

完新世[_カ^ンシ_ンセイ]

Holocene[h¦l§si:n]

1万1000年前〜いま

12月31日23時58分44秒〜除夜のかね終了。国旗日の丸掲揚。

語源Holo←古典ギリシア語hólos｢whole｣←印欧祖語推定形solwos｢whole｣ hólocaust, hólogram 語源cene←古典ギリシア語kainós｢new｣ récent⇒＜始新世[_シ^シ_ンセイ]＞

�@�Amammoth[m¢m§·]絶滅の犯人が人類であったように、人類が地球を蹂躪した時代だ。現在観察される大部分の地形は、この時代に形成された。人類はこの時代に最大の動物であったmámmothを捕食しながら新石器時代の第一歩をしるした。

　環境問題で売名し利益をえている環境ゴロの一面的主張はクソだけれども、地質史上最大といわれる動物シロナガスクヂラを絶滅においやった犯人が人類だという主張は、みとめざるをえない。

　しかしここではっきりさせておくことがある。1982年に商業捕鯨が全面禁止されてからかなり年月がたつのに、シロナガスクヂラなどのおおがたクヂラがどうしてふえないのか。それは、ミンククヂラなど、小クヂラさえ捕獲全面禁止としてしまったためという。それは個体数があきらかに不自然に増加してしまった小クヂラは、こまわりがきくために、シロナガスクヂラの生活域に侵入し、個体数の回復の障害になっているというのだ。

────── 人種差別にもとづく捕鯨禁止はクソだ ──────

　まともな学者なら、やみくもなクヂラ捕獲禁止は、科学的根拠がないとかんがえる。その一例として、クヂラの捕獲禁止をきめたInternátional Wháling Commíssion (IWC国際捕鯨委員会)なるもののバカさ加減をかんがえてみよう。

　この委員会は、1946(|幣原喜重郎/吉田茂|首相・昭和21)年にWáshingtonで締約された条約にもとづいて設立された��クヂラ資源の有効利用�≠�目的とする委員会であって、クヂラ捕獲禁止をきめるための機関ではない。だから、捕鯨国をあまりにもバカにするので、1992(平成4)年にアイスランドは脱会した。現在の加入国は40カ国だが、何と捕鯨国は3カ国にすぎず、IWCは完全に反捕鯨活動のアホ連中に占領されている。だがアイスランドの良識とことなり、特にUSAのクヂラ環境ゴロのネゴトに唯々諾々としたがい、クヂラ漁を放棄させ、日本の伝統を破壊してしまった日本行政府の国家公務員(売国奴)には、アキれてものがいえない。

　嘉永7(孝明天皇・徳川家慶・1854)年に締結された日米和親条約の本質は、Vitamin Cの補給にある。それは、クヂラをおって日本近海まできたため、食料が不足してきたUSAの捕鯨船団が本国にかえるためにどうしても必要な条約だった。このアホ連中はクヂラを食料とみなさず、鯨油だけとり、それ以外の部分は全部すてていたから、食料が不足したのだ^*1。何とバカな連中であろう。このとき以来ずーっと、USAのバカ連中は全然クヂラを有効利用していないし、日本はUSAの属国であるという意識も全然かわっていない。だが、日本はクヂラのすべてを利用している。日本人にとって、クヂラにはまったく無駄な部分はないのだ。さらに、国際捕鯨委員会開催場で、日本製ラジカセをたたきこわしたことからも、USAの「日本にくし」をかいまみることができる。「クヂラは食料ではない」は、このクソバカ連中の世界観であり、イスラム教がブタを食料とみていないのとおなじ思想だ。てめーらUSAの世界観がもっともただしいというかんがえが、まったくの誤解であることは、もうすでにベトナム戦争敗退であきらかになっている。第一、おまえらは、クヂラと近縁のウシを平気でころしてくってるぢゃないか(⇒＜クヂラの分類についての新知見＞)。USAが捕鯨反対より先に解決すべきである問題は、黒人差別など、有色人種差別の問題だよ。

　うましくにぞあきつしまやまとのくに日本の歴史的財産である捕鯨のことをもっと知りたかったら、和歌山県の太地町にある��クジラ博物館�≠竅A宮城県塩竃市の塩竃神社博物館をたづねよう。いかにクヂラ捕獲禁止が日本の伝統を侮辱し、またさらに非科学的なものであることがわかる。また、小学館からでている漫画��美味しんぼ�≠ﾌ第13巻��激闘鯨合戦�≠�よもう。原作者の雁屋氏は、売国奴をたくさん産出した悪名だかい東京大学の出身だが、さすがにHomo tensaii YASUOIが卒業した教養学部基礎科学科で、原子物理学を専攻した自然科学者だけに、非常に冷静にクヂラ環境団体のバカさを告発している。

────── クヂラの分類についての新知見 ──────

　東京工業大学生命理工学部の岡田典広教授と大学院生の島村満氏によって、ウシとクヂラがかなりの近縁であることが解明されたと、平成9(1997)年8月14日、各新聞の朝刊紙が一斉に報道した。

　従来の説は、クヂラとラクダのmitochondriaを比較することによって、両種が近縁であるといわれてきた。しかし今回は、進化の過程でDNAから決して消失しないretroposonの配列を比較することによって、ミンククヂラ(ヒゲクヂラ)・マッコウクヂラ(ハクヂラ)と、ウシ・ヒツジ・シカ・マメジカ・ラクダ・ブタなどの偶蹄類のDNA資料を比較し、系統樹分岐時代を再構成した。その結果、つぎのような関係になると発表した。

　この表をみても、クヂラ禁止をどなりながら平気でワラジ大の牛肉をパクついている連中が、いかにバカな連中であるかわかるだろう。

　すべての生命に優劣はない。だから、��知能のひくいウシはくってもよいが、知能がたかいクヂラはくうな�≠ﾆか��クヂラをくう習慣は野蛮だ�≠ﾆいうかんがえかた自体、自分たちを上級におく差別思想がみえみえだ。こんなバカ連中に迎合する必要はまったくないのだ。

^*1国旗日の丸掲揚。おとしだま被徴収。おとしだまがほしいばっかりに、乞食さながらのさもしく卑屈な態度をとるこどもの、そんないやしい根性がボクは大っきらいだから、20歳以下の日本人がいる家庭に、1月15日までは絶対いかない。第一こんな裕福な時代に、こどもにカネをやる必要などあるものか。こどもが乞食になるようなこんなセコイ悪弊は、わが祖国、うましくにぞあきつしまやまとのくに日本の汚点だからはやく廃止すべきだ。

^*1桃園天皇・徳川家重/徳川家治・宝暦10年。

^*2Giovanni Arduino[arduí®no]1714〜1795。イタリア共和国Padova大学鉱物学教授。

^*3日本人には[_ス^コー_トルンド]ときこえることはあっても、[_ス^コットラ_ンド]とはきこえない。つづりにだまされてpattern[p¢t§n]を[_パ^ター_ン]とよむように、発音がつづりでだまされるのがJápanglishのおおきな特徴。

^*4[eskw½i§]。郷士と訳す。knightにつぐ貴族階級の身分。

^*1[ju®n§f¤m§t²ri§nizm]。��斉一説�≠ﾆ訳す。いまかんがえれば当然のことながら、過去の地質現象は、現在とおなじ原因によるという理論。ちょっときくと、��かみがすべてをなした�≠ﾆいうキリスト教的物質論そのままであるが、ふかよみすると、自然界のすべての現象が、ほっておけば、なるようになってしまうという無神論的な発想にまでいきつく。

^*2knight同様の栄爵だがその称号は世襲されるが、貴族ではない。

^*1万延1(1860)年〜昭和17(1942)年。同年うまれの原田豊吉(⇒＜中生代三畳紀脚注＞)とならぶ日本地質学黎明期の泰斗。地質調査所、ドイツ留学をへて、明治22(1889)年東京大学古生物学教室教授。主として、中生代と新生代の軟体動物の研究とその発展に不朽の基礎をつくった。

^*1testacea[testéi¸i§]⇒古生物学名辞事典＜Testacea＞

^*2仁孝天皇・徳川家斉・文政12年。⇒＜ジュラ紀脚注＞

^*3Jules Desnoyers。発音・生没年すべて不明�B�C。

^*1標準的なイタリア語とはとてもおもえないつづりなので、発音不明だ。そればかりでなく、実は、平成9年12月現在、この正確な地点がまったくわからないのだ。�B�Cが、平成9年12月5日、イタリア大使館を通じて紹介されたイタリア観光局日本事務所に直接電話して正確な地点をきいたところ、この事務所がつかっている地名辞典によれば、イタリアにはそのような地名はないというのだ!!。さらにくいさがったところ、俗称かもしれないということであった。この部分を記述するにあたり、�@�Aが参照したのはBritanica百科事典であり、さらにしらべたところ、平凡社の新版地学事典の��第四紀�≠ﾌ項には��イタリアのブリカを模式地とする�≠ﾆかいてあるから、平凡社の地学事典は、この　Britanica百科事典を、評価せずそのままのっけていることになる。stromatoliteの脚注でのべたが、価値判断のないマゴびき記述は、��百科事典の平凡社�≠ﾌ名をはずかしめる愚挙だ(⇒＜stromatolite脚注＞)。

^*2[fÞd§góm]。FranceのDordogne [d¤Rdó3]州Les Eyzeis-de-Tayac-Sireuil [発音不明]地方にある洞窟。España [espá3a]のAltamira洞窟とならび、旧石器時代の絵画がのこっている洞窟として有名。

^*3ウクライナの首都。この地域はウクライナ語がはなされているが、残念ながらボクはウクライナ語ができないから、発音がわからない。だから参考までに、ロシア語での発音をあげておく。Ukraina[ukrájn§], Kiev[kjí:jif]

^*1南北は、メキシコのTehuantepec[スペイン語tewántepek]地峡からUSAのIdaho[áid§hou]州にかけて、東西はRocky[r¦ki]山脈から太平洋沿岸におよぶ広大な地域にわたる先住民族の言語が属す語族。

^*1日本語の記数体系は4けたくぎりであることは、日本語を母国語とするものならわかるはずだ。西洋式3けたくぎりは、うましくにぞあきつしまやまとのくに日本の伝統文化に完全に反するクソ表記法だ。またさらに一千万を1,000万などとかくやつなんざぁー、どうみても文部省(クソバカ)役人(アホ)・社会主義者(クソバカ)・共産主義者(クソアホー)の知能程度にも到達しないドクサレバカだ。

^*1もしこのようなばあいでも、Innuit(⇒古生物学名辞事典＜Mongoloid＞)や日本人はクヂラをさしみでたべる習慣があるので、Vitamin C不足にはならない。