日本語版 2014.1
(プロフィール)
萩谷 宏(はぎや ひろし)
現職:東京都市大学・自然科学科・准教授(旧校名:武蔵工業大学)
1歳で砂遊びに夢中、4歳で家の前に落ちていた石灰岩を拾い、飽かず眺め暮らす。
6歳で図鑑に夢中になり、昆虫少年。10歳の時に日立鉱山の周辺で岩石採集。13歳で地質学を志す。
水戸一高時代は仲間と地学同好会をつくり、学校の地学室を占拠し毎月のように茨城県各地の化石や岩石を採集。1年間自宅浪人後に東京大学理科一類に入学。濱田隆士教授のゼミから、仲間と「生きている化石研究会」を立ち上げ、博物館の展示作りに参加。
理学部地学科地質・鉱物コースを卒業し東京大学大学院理学系研究科地質学専攻に進学。中学・高校の教育職員理科専修免許取得。博士課程単位取得退学。
博士課程途中から私立巣鴨中高で理科の非常勤講師として8年勤務。高校地学・化学、中学理科を教えた。
大学院退学後、NHK学校放送番組部で、「ジュニアスペシャル」「科学デジタル質問箱」の科学アドバイザーとして4年間働く。
東京大学教養学部自然科学博物館の非常勤職員を経て、2003年より武蔵工業大学専任講師。2008年より准教授。
2009年4月より校名変更と学科増設により、東京都市大学 知識工学部 自然科学科
2020年4月より、学部学科改組により、理工学部 自然科学科・准教授
教育歴は他に放送大学非常勤講師、東京学芸大学非常勤講師、東京大学非常勤講師など。
専門は地質学・岩石学・地球史。所属学会は日本地質学会、日本地球化学会、日本惑星科学会、資源地質学会。
2003よりフィジー諸島で自然体験実習を企画・運営実施。2010以降はハワイ島、小笠原諸島、スコットランド、ガラパゴス諸島で学生実習。岩石の微量元素組成を用いた地殻進化の研究がテーマ。岩石の肉眼鑑定・薄片鑑定、砂の粒子組成分析、偏光顕微鏡実習の指導が特技。
大学外では、こども向け岩石・鉱物・化石図鑑の制作や科学教育番組の企画・監修に関わってきた。
2012年6月出版の図鑑に執筆・構成等で関わる。
小学館の図鑑NEO「岩石・鉱物・化石」2012.6.15発売
H.Hagiya(c)1996-2010