武蔵工大・工学部 土木工学科、建築学科 専門基礎科目
7 氷期の気候変動 …人類の発展と文明の成立へ
われわれはどこから来たのか(第7回)
2001.5.29 地学#7 萩谷 宏
説明図集2 武蔵野台地のなりたちと、東急線沿線の地形、武蔵工大周辺の地形。
台地と低地がつくる武蔵野台地の地形は、氷期−間氷期の海面変動の影響でつくられてきました。
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武蔵野台地の基本構造。武蔵野台地は、多摩川が運んだ砂礫と、箱根火山や富士火山の噴出物(関東ローム層)が覆っている。地形はリス−ウルム間氷期の海面上昇(下末吉面)、と、その後の海面低下期の削剥と、河川堆積物の堆積によって形作られている。
東急大井町線沿いの地形。多摩川がつくった河岸段丘の構造を基本に、それを刻む矢沢川の谷が起伏をつくっている。大井町線は低いところを通っているのがわかる。
VTR:
・NHKジュニアスペシャル#15「地球と共に歩んで」
・NHKジュニアスペシャル#36「深層海流二千年の大航海」(Nスペ「海」)
図の出典:
・東京の自然史 貝塚爽平 紀伊国屋書店 1980
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