2001年度地学

武蔵工大・工学部 建築学科 専門基礎科目 地学(2)


14 お日さまの科学  …太陽活動と地球環境

 恒星から原子まで(第1回)

2001.10.2 地学#14 萩谷 宏


キーワード:太陽放射、黒点活動、気候変動

説明図集

太陽という恒星
 銀河系の中では普通のサイズ、普通の寿命と放射パターンをもつ恒星
 だからこそ生命が誕生し、進化できた。
 今年7月の太陽の光球面の様子。地上から望遠鏡による観測。黒点活動極大期。(平磯太陽観測センター)

 黒点の様子。同じく2001年7月。

 1994年9月の太陽光球面。暗条がわかる。黒点活動は不活発な時期。

 科学観測衛星「ようこう」の想像図。

 「ようこう」による軟エックス線で見た太陽の様子。活動領域(黒点群)での激しい活動がわかる。2001.10.1

 活動領域の分布を示している。黒点活動極大期の激しいプラズマ放出がわかる。2001.10.1

 コロナグラフで観察した太陽コロナの様子。周囲の宇宙空間に流れ出す、希薄なコロナのプラズマ流が、太陽風となる。

 磁力線の組み替えではじける、磁場のエネルギーが高温のフレアを引き起こす様子。1992.2.21

画像ソース:
・通信総研 平磯太陽観測センターhttp://sunbase.crl.go.jp/home-j.html
・科学衛星「ようこう」のページ http://www.solar.isas.ac.jp/

VTR:
NHKジュニアスペシャル #23「わが太陽系」
同上 #7「多重バリアーが守る生命の星」

参考書:
・太陽 −その素顔と地球環境との関わり− ケネス・R・ラング著 渡辺 堯/桜井邦朋訳
 シュプリンガー・フェアラーク東京 1995/1997 \4800
・POWERS OF TEN モリソン、モリソン、チャールズ&レイ・イームズ事務所編著1982
 村上陽一郎・公子訳 日経サイエンス


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