「武蔵野台地を歩く」自主ゼミの提案
2002.1.21
講義でも説明したように、野外実習を含む地学のゼミナール開講は、非常勤講師には前例がなく許可されないとのことであったが、教育研究上に意味があることなら、大学側が単位を認めようと認めまいと、実施することに価値があると考える。
そこで、以下のような内容の自主ゼミ(学習会)を開いた場合に、参加する意志のある学生がどのくらいいるか把握したいと考えている。
希望者は、萩谷までメールで連絡するか、試験時に申し出てくれるとありがたい。3人以上いれば実施するつもりでいる。
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実施の予定は2002年度夏学期、曜日および時間は参加希望者の都合で調整するが、例えば第四土曜日の午後、というのはどうかと考えている。
(実習地域の候補)
・等々力渓谷〜矢沢川周辺
・目黒川沿いの段丘、代官山〜西郷山
・立川断層沿い、矢川〜箱根ヶ崎
・国分寺崖線、野川、府中市郷土の森
・井の頭池〜富士見池〜三宝寺池・石神井池
・青梅、扇状地のはじまりと段丘
(内容)
・武蔵野台地の地形と地質の観察を通して、台地のなりたちを学ぶ。
・湧水や水系の観察から、地下水の分布や動きを読みとる。
・都市化の影響を、主に地盤に着目して観察する。
基本的には歩きながら、地形・地質を観察することを中心とするが、火山灰鉱物の分離など、若干の室内作業を実施することも考えている。資料は当日配布。内容はwebで予告する。参加者の希望や意見で内容には若干の変更があり得る。各回の集合場所は大学ではなく現地集合、現地解散。念のため保険をかける。100円程度の保険料を徴収。
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希望の他、意見、質問などあれば萩谷まで。