満足度評価集計に関するメモ

 2002.7.25


・無記入は除外しているが、各回の評価平均は、教員の側で感じる手応えとほぼ対応している。授業の充実度ともおそらく相関があり、この数値はある程度参考になる。(学生はけっこうシビアに評価しているようだ)

・「人類 月に立つ」のVTRを使用した回は、満足度が高い。作品としての出来の良さもあるが、学生のドラマに対する感受性の高さがあるのかもしれない。

・各学期最終回は、第四紀の地質・武蔵野台地の形成、都市化の問題などを扱っているが、いずれも満足度が高い。その点からすると、自主ゼミの題材に東京の地形や地質を見て歩くことを選んだのは正解であると思う。

・中生代/恐竜の回の評価が高い。恐竜に対する関心の高さか、それとも使用したジュニアスペシャル「ときめきティラノサウルス」の出来がよいのか。

・岩石の回は、2年続けて土木(都市基盤)と建築のクラスの評価が分かれている。化学式に対する拒否反応が土木でより強いということだろうか。

・直接、身の回りの問題に関わるような、環境を題材にしたものが評価が高い。森林や砂漠など、様々な地球環境に対しても関心が高いようだ。これらは、映像の効果によるところが大きいのかも知れないが。

・講義の内容を欲張りすぎると、理解度が低下するためか、満足度評価も低下する。1回の講義で扱う素材は、10分のVTRであれば、内容的に連続する場合でも3本、話が変わる場合は2本が限度か。


満足度評価集計

2002前期・講義データ一覧

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