フィジー共和国での自然体験実習(素案)
2002.9.18 萩谷 宏
期間:2003年9月上旬の10日間または14日間
場所:フィジー共和国、ナンディ、ガリマーレ石灰岩周辺、離島の観光地 (可能性としてはオプションでスバ、あるいはバヌアレブ)
対象:原則として武蔵工業大学工学部・環境情報学部2,3年生の希望者
人員:引率者1名の場合、15名。引率者2名の場合、20名。
現地主催者:ウイング
大学側引率者:萩谷
費用:学生1人あたり15万円を上限として考える。(渡航費用、現地宿泊費、食費を含む)
目的:
1)フィジーの自然観察:地形・地質・資源探査、陸上生態系、天体観測、気候、珊瑚礁…
2)環境保全の実習:マングローブ林の植林、砂防、砂地緑化?
3)土木実習:測量、道路建設、修繕、上下水道整備、橋梁設計など
4)国際交流・民俗:カヴァの儀式、現地語、農業、スポーツ等の交流
5)語学:英会話
6)メディア:映像記録実習、レポート
日程案(実質10日のパターン例)
9/4(木)成田19:00発 FJ303 機内泊
9/5(金)ナンディ6:40着 ホテル(タノア想定)へ。休息。12:00昼食、ミーティング。夕食まで自由行動。ホテル泊
9/6(土)8:00朝食、9:00講義 12:00昼食 13:00自然見学 ホテル泊
9/7(日)自由行動(映像記録課題1、自然観察2、レポート書き 夕食後ミーティング ホテル泊
9/8(月)8:00朝食 9:00移動 11:00現地集落でカヴァの儀式。13:00 現地宿舎移動、自然観察、地形・地図確認。GPS実習 現地泊
9/9(火)測量実習/地質調査/道路整備 現地泊 天体観測。
9/10(水)地質調査/水道整備/道路修復 現地泊
9/11(木)護岸修復/農業実習/家畜の世話?/民俗調査 現地泊
9/12(金)国際支援事業の見学、環境保全実習 午後ナンディ経由で 離島に移動 リゾート泊
9/13(土)珊瑚礁観察 オプション リゾート泊
9/14(日)自由行動 午後ナンディに移動 ミーティング後夕食会 ホテル泊
9/15(月)チェックアウト 10:50ナンディ発FJ302 16:30成田着 解散
*3月または8月に引率者の下見が必要。
*現地泊は、プレハブ程度の簡易宿舎の建設を想定。自炊、洗濯など家事もやらせる。
*ナンディの宿泊はタノア・インターナショナルを想定。リゾートはマナか。いわゆるフィジーの観光地で学生を「ゆすぐ」
*交通手段はレンタカー分乗を考えるが、キャリアーの利用も考慮。特に内陸部の移動で。
*作業・実習は3人一組を想定。
*翌年以降は学生の経験者をアシスタント(リーダー)として配置。費用一部免除などを考慮。
*非常時対策、特に病院、診療所の確認
*女子の参加者に対し、引率者に女性が必要か。分宿のために現地事務所を考える。
*生物の専門家がほしい。
*将来的にUSPとの共催、政府協力の取り付けを考える。
*労働に対し現地水準で報酬を支給する。労働ビザはないので、あくまで小遣いということで処理。
*3人一組に1台ずつ、現地用の携帯電話を持たせる。山岳部では短波無線機を考慮。
*映像記録はメインの目的ではないが、NHK他の取材も想定。
*車の運転の問題。学生には運転させない(事故防止)。必要ならキャリアーを呼ぶ
*農業実習、家畜の世話ができるように交渉の必要あり。
*珊瑚礁の観察の指導
*電気工事はやらせない。岩石切断、ドリル関係もさわらせない。
*保険をかける。
*レポートを現地にいるうちに書かせる。
*現地宿舎の設営、トイレの問題、現地習慣の注意、
*アルコールの扱い。乾期なのでタバコの注意。学生の態度悪ければ強制送還。(まず心配なし)